ドチヌラド勉強会を行いました。

令和2年10月8日(木)、福智クリニックにてドチヌラドの勉強会を行いました。

ドチヌラナドは高尿酸血症(=尿酸値が7.0mg/dlを超えた状態)の治療薬です。
高尿酸血症は、食生活の欧米化や生活習慣の乱れ、運動不足などが影響し、国内でも約1000万人いると言われ、身近な病気となっています。

尿酸は食事に含まれる「プリン体」やからだの中で作られた「プリン体」が分解されたものを指し、常に体内で作られ、一方で尿や便とともに体外へ出されています。この仕組みにより、からだの中の尿酸量は一定に保たれています。しかし何らかの原因でそのバランスが崩れ、尿酸が増えすぎると発症すると言われています。

高尿酸血症の治療では、肥満、高血圧、糖・脂質代謝異常などとともに、高尿酸血症の発症に関連する生活習慣を改善することが大切になります。よって生活習慣の改善に取り組んでから、合併症の有無や血清尿酸値に応じて薬物療法を行います。        

何か気になる点などございましたら、気軽に当院にご相談下さい。