「医療安全対策講習会」に参加しました。

令和4年3月8日(火)、医療スタッフを対象としたWEBによる医療安全対策講習会に参加しました。

  • 演題:「コロナ禍における感染症対策について」
  • 講師:弘前大学特任教授 鹿児島大学名誉教授 秋葉 澄伯先生

秋葉先生の講演では新型コロナウイルスに関する情報や感染対策が主な話題として取り上げられていました。

新型コロナウイルスは、ウイルスを含む飛沫、又はエアロゾルと呼ばれる更に小さな水分を含んだ状態の粒子を吸入することによるエアロゾル感染で広がることが分かっています。人は無意識に1時間当たり約23回顔を触っているというデータもあり、ウイルスを含む飛沫が目や鼻、口に直接接触することで感染します。

新型コロナウイルスに感染しても自覚症状がない方もいますが、症状の有無に関わらずウイルス量に差はないそうです。また、部屋の換気については1時間に2回以上を推奨しており、湿度を40%~60%で維持すると良いそうです。

空気が乾燥するとウイルスが存在しやすくなり、私たちの体の免疫システムも低下するため、感染リスクも高くなります。

新型コロナウイルスは生存時間が長く、インフルエンザウイルスが約1.8時間なのに対して、新型コロナウイルスは皮膚上で約9時間も存在するそうです。対策としては、80%濃度のエタノールによる15秒の消毒が有効とのことでした。

また、ワクチンの抗体価について、自然感染した場合よりもワクチンを接種した方が抗体価は高くなるそうですが、下がり方も速いため、接種後半年が経過すると差はほとんどなくなるそうです。

現在、愛知県でもまん延防止等重点措置が実施されており、新型コロナウイルスに感染するリスクは非常に高いものとなっています。

当院は外来だけでなく、精神科デイケアも併設しているため、換気や検温器の設置、待合の座席の距離の確保、定期的な消毒作業などの対策を行っていますが、今回の講習会で学んだことを再確認し、今後も出来る限りの感染対策を徹底していきたいと思います。