ベンラファキシンの勉強会を開催しました

令和4年10月20日、福智クリニック医局にてベンラファキシンの勉強会を開催しました。

ベンラファキシンはセロトニン・ノルアドレナリンなどといった神経伝達物質の再取り込みを阻害する抗うつ薬として知られています。セロトニンとノルアドレナリンが減少するとうつ症状が出現しやすくなります。

ベンラファキシンは不安症状やイライラ、気分の落ち込みなどといったうつ症状に効果があり、日本で発売されてから約7年経ちます。カプセル型のお薬で低容量から服用することができ、年齢や病状に合わせて調節することができます。

抗うつ薬は他にも多数ありますが、自分に適したお薬を選択し服用を続けることが大切です。うつ症状を改善させると、QOL(生活の質)や日中の活動性の向上にも繋がります。お薬の副作用が心配、効き目を感じにくいなど、お薬のことで何か心配なことなどありましたら、まずは診察にてご相談ください。