2019年8月14日

『患者との協働で築く医療安全』に参加してきました。

  • 日時:令和元年8月5日(月)午後2時~午後3時30分
  • 場所:今池ガスビルガスホール
  • 演題:患者との協働で築く医療安全
  • 講師:認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML
       理事長 山口 育子氏

 まずCOMLの活動についての紹介があり、「聞く」ということに重きをおき、相談1件につき平均40分をかけているといことでした。そして活動の中での最近の相談の傾向についての話がありました。

 次に、2015年10月からスタートした医療事故調査制度についての説明があり、いまだ制度自体が正確には理解されていない現状の説明がありました。患者が望むインフォームド・コンセントとはどういったものなのか、医療者に求められることはどういうことなのか、ということについての言及がありました。どのような言葉をかけるのか、ちょっとした配慮で受け止め方が変わることなどを分かりやすく解説していただきました。

 日々の患者様とのコミュニケーションの中で、聞く姿勢ともう一歩踏み込みコミュニケーションを心掛けていきたいと、振り返る機会となりました。

講演会・勉強会情報一覧

2019年8月13日

令和元年度 家族会年間予定のご案内

令和元年度 福智会家族会 年間予定
今年度の家族会の年間予定をお知らせします。

次回の家族会は、9月13日(金)18時から、すずかけクリニック4階で行われます。テーマは「薬について」です。みゆきファーマシーの薬剤師さんがお話をしてくださいます。

みなさま、是非お越しください。

令和元年度 福智会家族会 年間予定はこちら

家族会のホームページもご覧下さい。
福智会家族会はこちら

2019年8月 5日

『発達障害とてんかんを考える会in名古屋』に参加してきました。

『発達障害とてんかんを考える会in名古屋』

  • 日 時:2019年7月12日(金)19:00~21:00
  • 場 所:エーザイ株式会社 名古屋コミュニケーションオフィス

特別講演1
「成人に達した小児てんかん患者の包括的医療」~てんかん専門クリニックの立場から~
森川クリニック 院長 森川健基先生

特別講演2
「成人になったASD」~凹凸と共に生きる~
浜松医科大学 児童青年期精神医学講座 客員教授 杉山登志郎 先生

の2つの講演が行われ、当院から5名のスタッフが参加しました。

森川先生の講演では、ペランパネルの臨床効果についての報告と、バイタリティーあふれる普段の診療の様子を話していただき、とても参考になりました。

また、日本における高機能自閉症やアスペルガー症候群の権威の一人でおられる杉山先生の講演では、「以前に比べ発達障害の医学的診断名が増え、知的障害が減少している。知能指数を当てにしないグループが少なくない」、「ASDと自閉症を分けた方が良いのでは?」などといったコメントがあり、「自閉症スペクトラムをどう理解したら良いのか、また注意欠陥多動性障害(+ASD)への対応をどうするのか? 学校現場で愛着障害が増えている」など、普段現場で悩んでいることをわかりやすく説明いただき大変勉強になりました。

各先生方、貴重なお話をありがとうございました。

講演会・勉強会情報一覧