2020年9月23日

てんかんのWEB勉強会が開催されました。

令和2年9月11日(金)福智クリニックにて、当法人すずかけクリニック院長福智寿彦によるてんかんのWEB勉強会が開催されました。

てんかんとは脳の電気的な異常により発作が起こる病気を指します。発作は大脳の興奮が引き起こされる場所により異なります。一般的に10代~20代にピークを迎えますが、60代からまた発症率が上がると言われています。

てんかんは脳の一部が興奮する焦点性てんかん・脳の大部分や全体が一斉に興奮する全般てんかん・分類不明の発作の3つに分類されます。てんかん発作には起承転結があります。

しかし心因性の非てんかん発作などもあり、判別が難しい場合もあるので誤診しないために、脳波による検査・教育段階での注意喚起・専門医に相談できる体制づくりが大切とのことでした。

またすずかけクリニックではコロナウイルス対策として感染対策はもちろん、電話診療、オンライン診療を実施しています。

オンライン診療においては、本人だけでなく診察に来られない家族から、発作や服薬状況などの情報が得られるようになったり、仕事の都合で短いスパンで来られない方とも定期的なやりとりができるようになったり、遠方より通院する方も負担が減るためニーズが増加するなどの効果が見られるようになったそうです。

またオンライン診療はセカンドオピニオンとしても機能し、全国のドクターとも繋がることが出来るので的確な薬を選択できるようになります。妊娠や出産、就労などライフステージごとに治療の見直しが必要になるため、上手く活用出来たらと考えます。

何か気になる点などございましたら、当法人のすずかけクリニックにご相談下さい。
すずかけクリニックHPはこちら

2020年9月14日

待合の椅子にパーテーションを設置しました

  • 待合の椅子にパーテーションを設置しました
  • 待合の椅子にパーテーションを設置しました

新型コロナ感染予防のため、待合の椅子の一部にパーテーションを設置しました。

パーテーションのついていない席も残してありますので、お好きな席にお座りください。(注:距離を保つため、×印の席には座らないで下さい。)

また、喫茶コーナーのカウンター上にもアクリル板を設置しました。

喫茶コーナーが営業していない時には、診察待ちの患者様もこちらに座っていただいても構いません。

安心してご来院いただけるよう、今後も引き続き感染予防に努めて参ります。

2020年9月 8日

デュロキセチンの勉強会を行いました。

令和2年9月1日(月)福智クリニックにてデュロキセチンの勉強会を行いました。

デュロキセチンは、うつ病治療薬の一つであり、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)に分類されます。うつ病は神経伝達物質が減少することが関係していると言われています。

神経伝達物質(セロトニン・ノルアドレナリン)は、送り手側の神経細胞の末端から受け手側の神経伝達物質の末端に単純に送り出されているのではなく、受け手側で受け取れなかった神経伝達物質を送り手側に戻すシステム(再取り込み)があり、送り手の神経細胞にもその受容体があります。

SNRIは、この再取り込みの受容体をふさいで再取り込みの機能を下げて神経細胞の間に、神経伝達物質を増やそうとする働きがあり、それにより、抗うつ効果(不安・意欲の低下・憂鬱感の改善)を発揮すると考えられています。

うつ病における寛解(=病状が落ち着いて安定した状態)は人それぞれですが、病状の改善、社会機能の回復、良好なQOL(=生活の質)が指標となります。

デュロキセチンの服用によって抑うつ気分、仕事・活動、入眠障害、精神的不安などの改善がみられ、上に挙げた寛解に近づけることができます。

お薬は、良い効果をもたらしますが副作用も伴うため、ご自分に合った薬を選び、服用を継続することが重要となります。何か気になる点などございましたら、気軽に当院にご相談ください。

体温測定のお願い

体温測定のお願い

受付カウンター前に、自動体温測定器を設置しました。

院内に入られましたら、受付をされる前に測定器の前に立っていただき、検温をお願いします。(注:サングラスをつけていると機械がうまく反応しないことがありますので、その場合は一度サングラスを外して下さい。)

なお、【×入退室禁止】と表示が出た方は、受付スタッフまで教えて下さい。ご理解・ご協力の程、よろしくお願いします。