2019年12月21日

2019年12月 9日

令和元年11月23日(土)~11月24日(日)日本精神障害者リハビリテーション学会第27回大阪大会に参加しました。

日本精神障害者リハビリテーション 大会初日のサテライト企画・研修セミナーについては業務上の都合により参加できませんでしたが、23日は来年の愛知大会のための見学・打合せを中心に行い、24日は自身の参加したいプログラムを聴講してきました。

 教育講演において「性の多様性について」最近の状況についての話を伺い、普段の業務の中で直接支援にかかわることは少ないものの考え方については知識の更新が必要であることを感じました。

セクシャル・マイノリティの活動が活発な地域は必ずしも先進的なわけではなく、差別や偏見が根強いために活動が活発なのであり、一歩その活動の外に出ると身の危険もありうるという話は、性の多様性に関することだけではなく、啓発活動の必要性ということ自体について考えさせられました。

日本精神障害者リハビリテーション 学会シンポジウムでは研究と実践をどうつなぐのか、というテーマでシンポジストの4名の方の話を聞き、司会・リフレクティングメンバーの方も含めたやり取りが行われました。

より良い実践を行っていくためには研究視点も必要であること分かりますが、現場では両立していくことはどこでも苦慮していることなのではないかと思います。今後もこういった機会は持ち続ける必要があると感じました。

 来年は、当法人理事長 福智寿彦が大会長を拝命し、愛知大会を行うことが決定しました。まだ取り掛かり始めたばかりですが、今後HPを立ち上げ掲載していく予定ですので整い次第お知らせいたします。

<次回開催予定>
日程:令和2年11月21日()~11月23日(
場所:愛知医科大学を予定しております

是非ご参加をお願いいたします。

『漢方薬 補剤』の勉強会に参加しました。

令和元年12月5日、福智クリニックにて『漢方薬 補剤』の勉強会を開催しました。

漢方医学では、体力や気力、生体のもつエネルギーが低下した時には、その不足しているものを補うことにより、身体を回復させようと考えます。

その補う作用を持つ漢方処方を総称して、「補剤」と呼んでいるそうです。

元気を補う「補剤」の基本 は
人参(ニンジン)+ 黄耆(オウギ)

とのこと。

「補剤」の代表的漢方薬は、補中益気湯、十全大補湯、人参養栄湯、加味帰脾湯です。それぞれの構成と主な適応目標をスライドを用いながらわかりやすく説明してくれました

わずかな組成の違いで効果、効能が違ってくることに漢方薬の奥の深さを感じました。終了後、多くのスタッフから質問が飛び交い有意義な勉強会となりました。

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2019年12月 3日

2019年11月22日

『不眠症インターネット講演会』での勉強会を行いました。

令和元年11月21日(木)福智クリニックにて『不眠症インターネット講演会』での勉強会を行いました。講師は高知鏡川病院睡眠医療センター所長 川田誠一先生で、テーマは『不眠症の新たな治療戦略』というものでした。

まずは不眠症の診断基準を振り返り、睡眠衛生の改善が大切であるという話をしていただきました。睡眠衛生とは良い睡眠を取るために必要な生活習慣のことです。朝の光を浴びること、起床時間を一定にすること、床の中で過ごしすぎないこと、長時間の昼寝をしないことなどです。特に日本人は不眠を感じたときに医師に相談するよりもアルコールに頼る傾向が強い国民性という話や、健康な人の睡眠時間は6~7時間が平均的である中不眠に悩む人はより長時間の睡眠時間を求めがちであることなどが印象的な内容でした。

また、起床時間の16時間後に眠気が来ることや高齢者の就床時間を遅らせる工夫(夕食時間を遅らせる、夕食後に楽しむ時間を作る等)、欧米の介護施設では夕方にヘッドホンで青春時代の音楽を聴くようにしている等の話もあり、当院で不眠に悩む方にも取り入れることができそうな話でした。

その後、具体的な睡眠薬の特徴や使い分け、先生の使用経験についての話がありました。睡眠薬であっても、投薬当初から終了に向けての目標を立てていくことも必要だという話がありました。その際に現在服用している睡眠薬がやめにくい種類のものであればやめやすい種類のものに変薬してから投薬終了を目指すという方法もご提示いただきました。

睡眠の生活習慣についての資料等もいただいておりますので、睡眠の改善について考えておられる患者様はよろしければ受付まで声をおかけください。

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2019年11月20日

2019年11月18日

『第16回成人のためのてんかん診療フォーラムに参加してきました』

2019年11月9日(土)、ホテルメルパルクNAGOYAにて下記の講演が行われました。

特別講演1
『てんかんを持つ女性が安心して妊娠・出産するための支援』 
~正しい情報提供と、適切な薬物調整~

むさしの国分寺クリニック 院長 加藤 昌明先生

特別講演2
『けいれんするPNESについて』
愛知医科大学 精神神経科 教授 兼本浩祐先生

加藤先生の講演ではてんかんを持つ女性が安心して妊娠・出産するために必要な支援についてのお話をしていただきました。てんかんによる副作用、転倒やケガ、母体や胎児への影響など様々なリスクを避ける為に、妊娠の希望度・優先事項を医師と患者で確認しながら薬剤調整をすることで、患者さんにとって最適な処方を行うことが大切であると改めて感じました。

兼本先生の講演ではけいれんするPNES(非てんかん性心因発作)について再現した映像を用いながら説明をして頂きました。てんかん発作には起承転結がありますが、PNESにはないそうです。しかしてんかん患者の中で、1割以上占めており、けいれんしない発作などもあるため、判別することは難しいそうです。

よって判断するのが難しい場合には、救急搬送するという選択肢は間違いではないというお話がありました。その上で精神科職員として出来ることを考え、患者さんに寄り添った一歩先の対応が出来るよう日々勉強していきたいと思います。
また当法人ではすずかけクリニックにて、てんかん専門医による診察も行っております。ご気軽にご相談ください。

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2019年11月 6日

『持効性抗精神病剤(LAI)のwebセミナー』を開催しました。

令和元年10月9日に福智クリニックにて持効性抗精神病剤(LAI)のwebセミナーを開催しました。LAIの長期使用の有用性や安全性についての話が主でした。
導入のコツや望まれる安定、これからの展望などを詳しく学ぶことができました。

医療者として改めてアドヒアランスの大切さや、QOLの観点から、患者さんが自立できる治療ゴールを目指すことが安全・安定につながっていくのだと学ぶことができました。

また、令和元年11月5日にもwebセミナーを開催。山口病院精神科部長の奥平智之先生による『統合失調症と栄養精神医学~腸管を中心に~』について講演がありました。

入院患者さんの血液検査結果から、亜鉛不足による貧血状態の割合が高くなっていることや、グルテンが統合失調症の病状悪化に与える影響が大きいといったデータを示していただきました。

セミナー終了後もスタッフ間で積極的な意見交換がされ、とても有意義な時間となりました。

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2019年10月29日

『ADHD勉強会』に参加しました。

令和元年10月29日、福智クリニック医局にてADHDのための治療薬グアンファシンの勉強会に参加しました。
これまで小児のみの適用でしたが、成人にも使えるようになったお薬です。
もともと30年程前に降圧剤として開発されたものであるため、血圧低下には注意が必要だそうです。

ADHDの治療薬としては、グアンファシン以外にもメチルフェニデートやアトモキセチンがあります。
それぞれ薬理作用が異なりますが、グアンファシンはメチルフェニデートやアトモキセチンと併用することも可能であるそうです。

まだ成人への適用になってから日も浅いため、具体的な症例報告はあまり聞くことができませんでしたが、患者さんが自分のライフスタイルに合った薬を選択できるよう、もっといろいろな症例について勉強していきたいと思いました。

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2019年10月25日

2019年10月24日

福智クリニックにて『ロナセンテープ』の勉強会を行いました。

令和元年10月24日(木)福智クリニックにて「ロナセンテープ」の勉強会を行いました。ロナセンテープは、これまで経口剤(錠剤)としてあった抗精神病薬ロナセンの経皮吸収型製剤(テープ製剤)です。

臨床試験の内容、発現する副作用、薬の有効性などを製薬メーカーの方に説明していただきましたが、全体としてデメリットよりもメリットの方が多い印象を受けました。

テープ製剤のメリットは、消化管吸収の影響や肝臓での代謝の影響を受けないこと・長時間一定した薬物血中濃度が得られること・薬をやめたいときにははがすことですぐに中止できること・嚥下が困難な方でも利用できることなどがあります。一方でデメリットは人によっては皮膚の炎症が起きてしまうことです。

一日一回入浴前にはがし入浴後に貼る、ということができれば薬を飲むタイミングを気にする必要がなく、統合失調症の薬としては画期的ではないでしょうか。

今回は勉強会の参加者も18人と多く、質問もたくさん出ました。日常的にプールで泳いでいるなど、テープ製剤が向かない生活習慣の方もいらっしゃると思いますが、気になる方は一度主治医の先生にご相談されてはどうかと思います。

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2019年10月19日

2019年10月17日

『ブロナンセリン貼付剤発売記念講演会』に参加しました。

令和元年10月16日、メルパルク名古屋にてブロナンセリン貼付剤発売記念講演会がありました。

一般演題は、ブロナンセリン貼付剤の治験を担当された坪井宗二先生(桶狭間病院藤田こころケアセンター)の講演でした。世界初の経皮吸収型抗精神病薬ということで、どうしたら患者さんがうまく使っていけるか試行錯誤されたそうです。貼付剤の管理や使用感などまだまだ課題はあるそうですが、貼付剤・内服薬・注射剤と患者さんの治療の選択肢が広がるのはとても良いことだと感じました。

特別講演は、岩波明先生(昭和大学医学部精神医学講座)が『発達障害と統合失調症』について講演されました。過去には「発達障害と統合失調症は併存しない」ととらえられていたようですが、現在では併存する症例も報告されているそうです。様々な視点から患者さんを診ていくことの大切さをあらためて感じ、精神科職員としても研鑚を続けていこうと思いました。

座長の尾崎紀夫先生(名古屋大学大学院医学系研究科)、大日本住友製薬株式会社様、ありがとうございました。

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2019年10月 9日

『慢性便秘症治療薬』の勉強会に参加しました。

令和元年10月3日福智クリニックにて『慢性便秘症治療薬』の勉強会がありました。

ポリエチレングリコール製剤は慢性便秘症に適応を持ち、水に溶かして飲むことで水分を腸まで届けて便をやわらかくし、腸の動きを活発にする治療薬です。

"慢性便秘"は身体面のみならず精神面でもQOLを障害し、患者の全体的な健康感に大きく影響してしまいます。

また便秘症の有病率は加齢とともに増加することが分かっており、高齢化社会が進む現代社会で見過ごすことのできない健康問題のひとつであると感じました。

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2019年10月 8日

『うつと疼痛のコントロール』の勉強会に参加しました。

令和元年10月1日、福智クリニックにて藤田医科大学医学部精神神経科学講座教授岩田仲生先生の講演動画による勉強会がありました。冒頭、仕事の生産性について考える際に重要な概念である「アブセンティズム」と「プレゼンティズム」について説明がありました。

  • アブセンティズム:欠勤や休職、遅刻早退など、職場にいることができず業務に就けない状態。
  • プレゼンティズム:出勤しているにも関わらず、心身の健康上の問題により、パフォーマンスが低下している状態。

 また、デュロキセチン塩酸塩は、役割の異なるそれぞれの神経で効果を発揮することができ、複数の疾患に対して効果を示すことができるそうです。そのため、「うつ病・うつ状態」のみならず、痛みに対しても効果が高いというお話がありました。

最後に北村院長より、「痛みは他の人にはわかりづらいもの。うつ状態になると小さな痛みも大きく感じてしまうことがあり、どちらも診ていかなければならない。」というコメントがあり、精神症状だけでなく、身体的不調にも寄り添う大切さをあらためて感じました。

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2019年8月14日

『患者との協働で築く医療安全』に参加してきました。

  • 日時:令和元年8月5日(月)午後2時~午後3時30分
  • 場所:今池ガスビルガスホール
  • 演題:患者との協働で築く医療安全
  • 講師:認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML
       理事長 山口 育子氏

 まずCOMLの活動についての紹介があり、「聞く」ということに重きをおき、相談1件につき平均40分をかけているといことでした。そして活動の中での最近の相談の傾向についての話がありました。

 次に、2015年10月からスタートした医療事故調査制度についての説明があり、いまだ制度自体が正確には理解されていない現状の説明がありました。患者が望むインフォームド・コンセントとはどういったものなのか、医療者に求められることはどういうことなのか、ということについての言及がありました。どのような言葉をかけるのか、ちょっとした配慮で受け止め方が変わることなどを分かりやすく解説していただきました。

 日々の患者様とのコミュニケーションの中で、聞く姿勢ともう一歩踏み込みコミュニケーションを心掛けていきたいと、振り返る機会となりました。

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2019年8月13日

令和元年度 家族会年間予定のご案内

令和元年度 福智会家族会 年間予定
今年度の家族会の年間予定をお知らせします。

次回の家族会は、9月13日(金)18時から、すずかけクリニック4階で行われます。テーマは「薬について」です。みゆきファーマシーの薬剤師さんがお話をしてくださいます。

みなさま、是非お越しください。

令和元年度 福智会家族会 年間予定はこちら

家族会のホームページもご覧下さい。
福智会家族会はこちら

2019年8月 5日

『発達障害とてんかんを考える会in名古屋』に参加してきました。

『発達障害とてんかんを考える会in名古屋』

  • 日 時:2019年7月12日(金)19:00~21:00
  • 場 所:エーザイ株式会社 名古屋コミュニケーションオフィス

特別講演1
「成人に達した小児てんかん患者の包括的医療」~てんかん専門クリニックの立場から~
森川クリニック 院長 森川健基先生

特別講演2
「成人になったASD」~凹凸と共に生きる~
浜松医科大学 児童青年期精神医学講座 客員教授 杉山登志郎 先生

の2つの講演が行われ、当院から5名のスタッフが参加しました。

森川先生の講演では、ペランパネルの臨床効果についての報告と、バイタリティーあふれる普段の診療の様子を話していただき、とても参考になりました。

また、日本における高機能自閉症やアスペルガー症候群の権威の一人でおられる杉山先生の講演では、「以前に比べ発達障害の医学的診断名が増え、知的障害が減少している。知能指数を当てにしないグループが少なくない」、「ASDと自閉症を分けた方が良いのでは?」などといったコメントがあり、「自閉症スペクトラムをどう理解したら良いのか、また注意欠陥多動性障害(+ASD)への対応をどうするのか? 学校現場で愛着障害が増えている」など、普段現場で悩んでいることをわかりやすく説明いただき大変勉強になりました。

各先生方、貴重なお話をありがとうございました。

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2019年7月22日

『てんかんにおける診療連携を考える会』に参加してきました。

『てんかんにおける診療連携を考える会』

  • 日 時:2019年7月11日(木)19:00~21:00
  • 場 所:名古屋マリオットアソシアホテル17階 「ルピナス」

当院からは3名のスタッフが参加しました。本会では、

【1】むさしの国分寺クリニック 院長
加藤 昌明 先生による『てんかん患者の妊娠・出産~薬剤の選び方と使い方~』

【2】東京大学大学院医学系研究科
生殖・発達・加齢医学専攻 小児医学講座 教授
岡 明 先生による『てんかんに併発する神経発達症について』

という2つの講演が行われました。

それぞれ現状や具体的なアプローチについてモデルケースなど交えながら分かりやすく説明して頂き、とても勉強になりました。

各先生方、貴重なお話をありがとうございました。

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2019年7月 8日

第39回名古屋サイコソーシャルリハビリテーション研究会が開催されました。

第39回サイコソーシャルリハビリテーション研究会(共催:ユーシービージャパン株式会社)

  • 日 時:2019年6月29日(土)17:00~18:30
  • 会 場:ホテルメルパルク名古屋 3階「シリウス」
  • 参加費:1000円
  • 一般演題:「多機能垂直型診療所における支援の成功例」
    医療法人福智会すずかけクリニック 心理士 百瀬裕一郎
  • 特別講演:「認知症とてんかん」
  • 高知大学医学部 神経精神科学教室 教授 數井裕光先生

当院からは8名参加してきました。

百瀬心理士からは当福智会が実践している「多機能垂直型診療所」としての実践成功例の報告がありました。①入口の広さ・受け皿の多さ、②迅速かつ幅広い支援=機動力、③地域生活へとつなぐ支援の3点をポイントとし具体的な事例をもとに説明がなされました。

數井先生からは、特発性正常圧水頭症(地域在住高齢者の1.1%の頻度)やアルツハイマー病・若年性アルツハイマー病について、一過性てんかん性健忘(TEA)とアルツハイマー病との記憶障害の鑑別についての話、認知症とてんかんの合併についての話、レビー小体型認知症についてなど幅広い内容の話がありました。「認知症ちえのわnet」というケア体験者の成功例の集約をするサイトの話もあり得るのものの大きい研修会でした。

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2019年6月28日

2019年6月15日

【お願い】喫煙について

改正健康増進法(平成30年成立)により令和元年7月1日より診療所内は全面禁煙となります。

従いまして、当院の植込のブロックに座っての喫煙、入口・駐車場での喫煙も禁止となります。

長時間の待ち時間が生じることもあり、皆様にはご迷惑をお掛けすることもございますが、喫煙者・非喫煙者とも気持ちよく利用できるようご協力をお願いいたします。

また、全面禁煙に伴い、携帯灰皿の貸し出しも中止いたしますので、近隣で吸殻を捨てないようにご協力の程よろしくお願いいたします。

令和元年6月15日
福智クリニック院長
北村 岳彦

2019年5月24日

診療内容

精神科・心療内科(精神科デイケア併設)

診療時間・担当医師

 
午前
9:30~13:00
北村
小西
北村 北村 北村 北村 北村 休診
午後
15:00~18:30
北村 北村 北村 北村 北村
小西
休診 休診
  • なお、金曜午後の小西先生は14時~17時30分までとさせていただきます。 
  • 女性医師をご希望の方は、小西先生の枠にご予約をお願いします
  • 日曜・祝祭日は休診となります。

初診の方へ

当院は、完全予約制となっております。
初めて受診される方は、お電話にてご予約くださいますよう、お願いいたします。

電話番号:052-732-8300

医師の紹介

院長 / 北村 岳彦 Takehiko Kitamura

医師の紹介・精神保健指定医
・日本精神神経学精神科専門医

【 所属学会 】
・日本精神神経学会

平成5年、奈良県立医科大学を卒業し、名古屋第二赤十字病院で初期研修を受け、名古屋大学医学部精神医学教室に入局しました。名古屋大学医学部附属病院、総合心療センターひなが、うの森クリニックで精神科研修を積みました。

更に沖縄県立精和病院に勤務し、公立単科精神病院の役割である重症の精神障害者の治療に従事し、また、公立久米島病院での巡回診療、保健所の嘱託医など病院を離れ、精神医療が十分でない地域での活動にも参加して参りました。

沖縄より愛知へ帰った後は、春日井市民病院メンタルヘルス科医長として、より軽症の精神疾患の外来診療にあたると同時に、身体科と連携し、リエゾン・コンサルテーション医学にも力を入れてきました。

軽症から重症の精神疾患まで幅広く経験してきた事を活かし、人と人との出会い、ふれあいを大切にしながら、皆様の診療のお役に立てればと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

カウンセリング(心理療法)、心理検査

カウンセリング(心理療法)、心理検査

医師が「心理的な援助が必要である」と判断した方には、臨床心理の専門家によるカウンセリングを行ないます。

カウンセリングでは、一人ひとりが抱える様々な心理的な問題を解決していく手助けをしております。

ご自分の力で、再び歩んでいく力を取り戻せるよう、一緒に問題を整理し、ご自身のあり方を見つめていくサポートをしていきます。

また、必要に応じて性格検査・知能検査などの心理検査を行なっています。

心理検査を行うことで、ご自身の現在の状態を理解し、ストレス対処の方法や対人関係の傾向などを客観的に見つめる機会になります。

治療のための参考資料として、また今後の人生に活かす道具として活用していただけたらと思います。

当院で行っている主な心理検査

バウムテスト、ロールシャッハテスト

現在の心理状態や性格特性(パーソナリティ)の全体像について知ることができます。

MMSE

認知症のスクリーニングテストのひとつです。

WAIS、WISC(ウェクスラー式知能検査)

知能指数IQや、得意なこと・苦手なことを知ることができます。
仕事の適性の判断や発達障害(自閉症スペクトラム障害・ADHD)の診断にも使われる場合があります。

AQ日本語版(自閉症スペクトラム指数)

自閉症スペクトラム障害のスクリーニングのひとつです。

MSPA(発達障害の要支援度評価尺度)

ご本人や保護者などから生活歴をお聞きし、特性を図式化してまとめます。

デイケア「ぶなの森」のご案内

デイケア「ぶなの森」のご案内デイケア「ぶなの森」では、毎日行なわれるプログラムや、利用者(メンバー)同士の交流を通して対人関係を練習することができます。

その他にも、「生活リズムを規則正しく整える」「病状の安定を図る」「就労を目指す」など、それぞれの方の目的に応じた利用が可能です。

当デイケアは

  • 「ピアサポート(利用者同士の助け合い)」
  • 「役割と責任、程よいストレスにもまれる体験」
  • 「目標を立てて振り返ること」
  • 「いかにして人生を楽しく、有意義にしていくかを考えていくこと」

を理念として掲げています。

デイケア、ナイトケアに興味をもたれた方は、お電話をいただいた上で見学にいらしてください。

※なお、デイケア「ぶなの森」への入所にあたっては、当院の医師による入所の許可が必要です。
既に他の医療機関にかかられている方は「紹介状」をご用意ください。

活動日:月曜日~土曜日(祝祭日と年末年始はお休みです)
時間帯:10:00~16:00

お問合せ先:052-732-8307(デイケア直通)
※こちらはデイケアの電話番号となります。
 診察予約の方は、052-732-8300にお電話下さい。

ナイトケアのご案内

ナイトケアのご案内ナイトケアでは、参加者で夕食のメニューを決め、買出しに出かけ、料理をしています。

夕方以降の活動ですので、仕事をお持ちの方でも仕事が終わってから参加していただくことが可能です。

  • 「人付き合いの練習をしたい」
  • 「規則正しい生活がしたい」
  • 「少しずつ外に出られるようになりたい」
  • 「将来的に仕事がしたい」
  • 「ひとり暮らしをしているけれど、団らんの時間をもちたい」

という方が利用しています。

活動日:月曜日~土曜日(祝祭日と年末年始はお休みです)
時間帯:16:00~20:00

講演会・勉強会情報一覧

周辺地図

周辺地図医療法人福智会 福智クリニック

〒466-0014 名古屋市昭和区東畑町2-30-3
TEL:052-732-8300 / FAX:052-732-8360

アクセス

アクセス名古屋市営地下鉄(桜通線・鶴舞線)
御器所駅6番出口より徒歩2分

※御器所通り(山王通)を金山方面へ。
「みゆきファーマシー」が角にある一方通行の道を右折。

一つ目の十字路の左手側にあるクリーム色の建物が福智クリニックです。

2019年3月 1日

☆パープルデーNagoya 2019 開催決定!☆

「てんかんを持つ人を一人ぼっちにしない」を合言葉におこなわれているてんかんの啓発活動「パープルデー」。
パープルデーの名古屋イベントが今年も開催されます!

今年は3月24日(日)の開催です!!

今年の会場は矢場公園です。

地元アイドルのパフォーマンスステージあり、プロレスあり、もちろん専門医によるてんかん講座ありと盛りだくさんの内容になっています。

当日は紫色のものを身に付けて集まって、みんなで楽しみながら、てんかんを持つ方やそのご家族を大・々・的に応援するイベントにしたいと思います。

これを機にあなたもてんかんサポーターになりましょう!!

詳しくはこちら

【日 時】
平成31年3月24日(日) 11:00~16:00
第1部 11:00-12:45 オープニング&ステージ
第2部 13:00-14:45 地元アイドルのライブ、専門医によるてんかん講座
第3部 14:45-16:00 パープルデープロレス&クロージング

【会 場】
矢場公園
(名古屋市中区栄3丁目2601 名古屋市営地下鉄 「矢場町」駅下車4番か5番出口より徒歩5分。雨天時は、春岡小学校体育館(名古屋市千種区春岡2丁目5-38)になります。)

【入場料】
無料

【主 催】
一般社団法人 Purple Day Japan

【事務局】
パープルデーNagoya企画実行委員会
052-731-8300(医療法人福智会すずかけクリニック内)

2019年2月11日

会社概要

会社名 [会社名]
所在地 〒000-0000
都道府県市区町村
電話:88-8888-8888
FAX:0000-00-0000
設立 0000年00月00日
代表取締役 苗字 名前
資本金 00,000,000円
業務内容 1.●●●●●●●●●
2.●●●●●●●●●
3.●●●●●●●●●
4.●●●●●●●●●
取引銀行 ●●銀行
●●銀行
営業時間 9:00~18:00
定休日 土日祝祭日

沿革

●年●月 内容
●年●月 内容
●年●月 内容
●年●月 内容

2019年2月 2日

お問合せ・ご予約

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2019年2月 1日

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