
医師が「心理的な援助が必要である」と判断した方には、臨床心理の専門家によるカウンセリングを行ないます。
カウンセリングでは、一人ひとりが抱える様々な心理的な問題を解決していく手助けをしております。
ご自分の力で、再び歩んでいく力を取り戻せるよう、一緒に問題を整理し、ご自身のあり方を見つめていくサポートをしていきます。
また、必要に応じて性格検査・知能検査などの心理検査を行なっています。
心理検査を行うことで、ご自身の現在の状態を理解し、ストレス対処の方法や対人関係の傾向などを客観的に見つめる機会になります。
治療のための参考資料として、また今後の人生に活かす道具として活用していただけたらと思います。
当院で行っている主な心理検査
バウムテスト、ロールシャッハテスト
現在の心理状態や性格特性(パーソナリティ)の全体像について知ることができます。
MMSE
認知症のスクリーニングテストのひとつです。
WAIS、WISC(ウェクスラー式知能検査)
知能指数IQや、得意なこと・苦手なことを知ることができます。
仕事の適性の判断や発達障害(自閉症スペクトラム障害・ADHD)の診断にも使われる場合があります。
AQ日本語版(自閉症スペクトラム指数)
自閉症スペクトラム障害のスクリーニングのひとつです。
MSPA(発達障害の要支援度評価尺度)
ご本人や保護者などから生活歴をお聞きし、特性を図式化してまとめます。